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課題01|⾷塩の過剰摂取
取組の背景・理由、現状の課題認識
塩分摂取量については厚⽣労働省の「⽇本⼈の⾷事摂取基準(2020年版)策定検討会」によりますと、成⼈男性で、7.5g/⽇未満、成⼈⼥性では、6.5g/⽇未満、⾼⾎圧及び慢性腎臓病(CKD)の重症化予防のためには成⼈男⼥とも6.0 g/⽇未満へ下⽅修正されるなど、疾病予防と健康維持の観点より塩分摂取量により厳しい⽬標値を設ける動きもあり、昨今の健康ブームと合わさり⾷事の⾯では「減塩」というキーワードが社会全体に浸透しています。しかし、⼀般の消費者は「減塩」は「美味しくない」との認識であり、減塩の意欲はあっても⾏動(⾷事)を起こすことができていないのが実情であります。⽇々の⾷事は我々⼈間にとって必要不可⽋であり、また⾷事の内容を健康的にかつ美味しく改善できることが現代社会から強く望まれています。このような課題を解決するため、当社では⼒強いうま味を有するアミノ酸調味料を「美味しく減塩できる⾷品素材」として活⽤できないか、取り組みを開始しています。
取組⽬標01
減塩しても美味しさを維持できることを⽬標に、⾃社粉末アミノ酸調味料を主原料とし既存商品よりも⾷塩相当量を減らした※1「ていみ(呈味)※2を強化する新しい調味料」を1件開発します。
※ 1⾷塩相当量について、既存商品(既存の粉末アミノ酸)は55%であり、新しい調味料の⽬標値としては20%以下を⽬指す。
※ 2ていみ(呈味)…味覚で感じることのできる成分。具体的には、⽢み、塩⾒、酸味、苦味、うま味等を指す。
⾏動計画
・第1段階(2024〜2025年) 調味料製造⽤レシピ開発
・第2段階(2025〜2026年) 展⽰会等で新商品提⽰、上市
目標設定
現状値:0件
⽬標値:1件
実施期間
2024年〜2026年3⽉
取組⽬標02
減塩に対する情報発信を⽬標に、⾃社開発した減塩調味料を使⽤した「減塩レシピ(減塩前レシピの⾷塩相当量30%カットを⽬標)」を5件開発し、当社ホームページで掲載します。
⾏動計画
・ 第1段階(2024〜2025年) 減塩レシピ開発
・ 第2段階(2025〜2026年) 随時ホームページへ掲載
目標設定
現状値:0件
⽬標値:5件
実施期間
2024年〜2026年3⽉
取組⽬標03
低塩化技術の普及を⽬標に、⾃社低塩化装置を⽤いた「減塩調味料」を1件開発します。
⾏動計画
・第1段階(2024〜2025年) 調味料製造⽤レシピ開発
・第2段階(2025〜2026年) 展⽰会等で新商品提⽰
目標設定
⾮公開
実施期間
2024年〜2026年3⽉
その他
・ 国際フロンティア産業メッセ2024出展済み
・ 国際フロンティア産業メッセ2025出展予定
※国際フロンティア産業メッセ2024のURL参照 https://www.kobemesse.com/
